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LEGO® SERIOUS PLAY®

レゴ® シリアスプレイ® の技法と専用教材を用いたワークショップ

自己理解・自己分析&仕事で役立つ内容かについて受講者満足度平均97%

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物は使いよう

[17] 課題解決_レゴ®の有効性(安田イズム)

みなさんこんにちは、安田です。

20240717_186番_物は使いよう

組織がうまく回っていくためには、さまざまな条件が整っていることが大切です。

例えば、

Ⅰ-1.現状をきちんと把握できているか

Ⅰ-2.めざす目的が共有できているのか

Ⅰ-3.目的到達するためにすべきことを理解し共有できているか

そして、そのための

Ⅱ-1.しくみはできているか

Ⅱ-2.ルールは定まっているか

Ⅱ-3.ツール(道具)は整っているか

以上、3×2=6項目が重要です。

トライアングル・トラストが力を入れている社員研修「レゴⓇシリアスプレイⓇ」は、

上記の

Ⅰ-1~3.「現状把握」「目的共有」「目的達成に向けてすべきことの共有」

そして、

Ⅱ-1.「しくみづくり」に対しての意見出しと共有

Ⅱ-2.「ルールづくり」に対しての意見出しと共有

Ⅲ-3.「ツールづくり」に対しての意見出しと共有

上記6項目すべてに活用できるすぐれものです。

つまり、「現状把握と問題点の共有」を、無理なくズレなく行うことが出来る道具です。

道具は、何のために、どう使うのか、が重要です。

どんな道具でも、目的は1つではなく、また使い方も1つだけではありません。

慣用句に、「物(もの)は使いよう」があります。

「物は使い方ひとつで、役に立ったり立たなかったりするものだ」という意味ですが、

その前提として、そもそも、物を見て、その目的や使い方がいろいろあるのではないか、と頭を巡らせているか、が重要です。

そのようなことを思ってもみない、工夫する、といった感じの考えがない方にはピンときません。

別のことわざで、「馬鹿とハサミは使いよう」があります。

意味合いは先の「物は使いよう」と若干のズレがありますが、根本的には同じ発想です。

1つの事実を見て、それをどう感じるのか、どう思うのか・・・

ある意味、無駄のない効率的な現代は、こういった「想像力」や「思いつき」「イメージ」

などといったことが、仰々しいことばで、「探究心」となっているのでしょう。

大切なのは、自由な発想です。

「探究心」を持つべきだ、持たないといけない、ということで、「想像」するのと

「なんか使えないかな・・・、いいじゃんこういうの・・・」と楽しく頭をめぐらしていく。

この違い、大きいですね。

レゴⓇシリアスプレイⓇは、ある意味、はじめは必要性でレゴⓇブロックを見てあれこれと内容を掘り下げ、深めていくわけですが、

そのトレーニングと言えるのでは。

その後、楽しく自由に発言をし、楽しく意見交換を行う。

レゴⓇシリアスプレイⓇ研修で約1500名の受講者を見てきましたが、こちらが近いのかもしれません。

トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント

安田真浪

2025.07.02