
企業経営のあり方が変わってきています。それは、社員それぞれが自分の役割を理解し互いを認め合い意思疎通を図って協働でより良い会社づくりを行う。いわゆる「組織経営」です。
多様性人材となった昨今、「個」単位になりがちな社員をどのようにしてチーム意識を持たせるのか、非常に難しい問題です。
その解決策が、「組織形成の3原則」にあります。以下の通りです。
1目的共有 2意思疎通 3協働意識
この3点の中で一番難しいのが、②意思疎通です。

日本の会社は縦社会で役職者が上に立つ構図ですが、ここでは敢えて「社員」が一番上になる絵を描くことをめざします。そのためには「平等性」をどう浸透させるのかがポイントです。
レゴシリアスプレイ®は、もともと会議の手法です。一部の役員または幹部の意見で会議を進行してしまう、問題の羅列や報告で終わってしまう会議を「意義のある会議」にする手法でした。
では、なぜレゴ®ブロックがそのような高い課題をクリアすることが出来たのか、それはレゴ®ワークのルールにヒントがあります。
「モノ」を介して、それを指さしながら意見交換をするため、建設的な意見出しがスムーズに行われます。そのようにルールを守ることで、「個」が守られ、コミュニケーションが不得意で慎重な若者が自然に自分の意見を出せるようになります。若い社員は一度オブラートがなくなると一気に仲間意識が高まります。そこをめざす研修が、「レゴ®シリアスプレイ®の技法と専教材を用いたワークショップです。